本日は参加していた展覧会最終日ということで、展示を見つつ
搬出をして参りました!
まず家を出た途端に雨が降り始め、ギャラリーの最寄り駅は花火見学に
出掛けるカップルで溢れかえり(神宮外苑の辺りで花火があったらしい)、
メトロから地上に出るのも一苦労。
日頃の行いの悪さが祟っているのかと思いつつギャラリーへ・・・
最終日かつ土曜日ということもあってか、ギャラリーには随分お客さんが
来て下さっていて、なんだか華やかな雰囲気でした。
おそらく作家さん同士であろう方々の会話も弾んでいます。
ワタクシは、どうもこの”作家同士の会話”と”「この作品作った作家です!」という
感じでお客さんとお話するのが大変苦手で・・・
コミュ障と言ってしまえばそれまでなんですが(笑;)
もちろん、いい加減な気持で作品を作っているわけではないんです。
ただ、作品について上手く説明できないというか、上手く説明できないから
なんとか形にしたいと思って作るので、説明を求められた時点で失敗なのかな、
とか・・・
あと、自分の内側を洗いざらい開帳するようで気恥ずかしい、とかとか・・・
なんなんでしょうね〜;
以前とある人が、
「現代美術はコンセプトが命」
と言っていましたが、作品のコンセプトを説明できないって致命的ですわな(v_v;)
そんなわけで、(知り合いの作家さんがいないこともあって)一観覧者を装って
展示を見ていたのですが、、、
気付いたらひとりの女性が私の作品の写メを撮ってくれていました・・・!!
そしてなんと名刺まで持っていって下さる!!?
これは嬉しい。ものすごく嬉しい。たとえ1人でも、作品を気に入ってもらえるのはいつだって涙が出るほど
嬉しいものです。
作品の一部でも心に留めてもらえるというのは、感性のベクトルのひとつが
同じ方を向いているということではないかしら。。
そしてそういう方に作品を見つけてもらえたという事が励みになる。
あの時のお嬢さん、どうもありがとうございました!(T_T)
感涙。お陰で、BBQに参加できない無念さも帳消しになりましたよぅ

こういう出会いが、これからもっと増えるといいなあ。
そしてその時は、作品に対する情熱と意図をちゃんと語れる
作り手になりたいもんです。(←努力しろ)

