FC2ブログ

漂遊する脳髄

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

村上芳正 展

昨日、小雨にめげず弥生美術館へ『村上芳正展』を見に行ってきました。

村上芳正は1922年生まれ、今年で御年91歳の挿画家(&装幀家&イラストレーター)です。

お名前と画風は若干知っていて興味があったものの、今まで作品をまとめて目にする
機会がなかったので、この展示は私にとって良い機会でした。


三島由紀夫とだいぶ親交があったようですが、今回は戦後最大の奇書と言われた小説
『家畜人ヤプー』の挿画が中心。
実はこの小説、以前図書館で借りてみた(←”奇書”の類はとりあえず借りてみる人;)
のですが、だんだんマゾヒズムに目覚めてゆく主人公の瀬部麟一郎に全くといって
いいほど共感できず、はたまた汚物趣味にもこれまた興味を持てず(←どちらかというと
片っ端から消毒したい)に途中で挫折したのでした(v_v;)

そんなわけで、
「あぁ、あれね〜・・・」
と思いつつ展示を見始めたのですが、村上氏の挿画は本人のお人柄のなせる技か、
職人的とも思えるほどの緻密な線で構成されていることも相まって、エログロに堕ちる
ことなくむしろ硬質ささえ感じさせるような作品も・・・それにしても美しい。

ヤプーもの(?;)の他にも、澁澤龍彦、倉橋由美子、そして大好きな中井英夫の作品を
彩った絵を目にすることができ、なんというか昏いワクワク感に胸を躍らせる至福の
ひとときでしたw

実はこのお方、美術学校などで学んだわけではなく、独学なのだとか。
そしてたとえマジョリティーの支持を得られずとも、自らの美の世界を追求する姿勢・・・
そういった絵描きさん(賛辞です)の作品や展示を見ると、私もまだ絵を描いていても
いいんだって思えて元気づけられるんですよねー(^_^;)
まぁこんな大作家の面々の挿画をお描きになった人と比べるなんざ、おこがましいにも
程がありますがね。。


さて弥生美術館には常設展示もありまして、3階では高畠華宵の挿画、
隣接している竹久夢二美術館では目下『竹久夢二 乙女のためのデザインワーク
~大正のレトロ&かわいいを発見!~』を見ることができます。
竹久夢二のデザインがこれまた乙女レトロでかわいい!展示タイトルのまま!!
色使いも秀逸でいろいろと参考になります。
(もし夢二みたいな人が身近にいたら、全然気が合いそうもないんですけどね・・・)

村上正芳展は今週いっぱい。
興味のある方は是非♪

弥生美術館・竹久夢二美術館




<おまけ>

猫のミシュカさんは掃除機が苦手。
掃除機をかけ始めると、キャットタワー上に避難のうえ、下界を監視なさいます。。



201309191648001.jpg
「大きい音きらーい」


PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。