漂遊する脳髄

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『ダゲレオタイピスト』

20120123.jpg
(Amazonより)

『ダゲレオタイピスト 銀板写真師 』/ 鳩山郁子


ずっとこの漫画家さんの作品を読んでみたいなぁと思っていたのですが、
去年末にやっと購入しました。

ここまで遅くなった理由としては、おそらく

1. 大型版なので、マンガにしては価格が高い。
2. その上、ストーリーを知らないので、どれを買ったらいいか迷う。
3. 絵柄が「大好き」ってほどでもないみたい。

・・・つまり早い話が、

気に入るかどうかも分からん漫画に千円以上お金出せない。

っていうケチくさい理由なわけですね(v_v;)

しかしこの『ダゲレオタイピスト』、非常に良かったのです。


そもそもこの方を知ったのは、長野まゆみという作家の本の表紙画を
手掛けたことがあるから。
そして、私は長野まゆみの世界観が好きだったので、おそらく
この漫画家さんの作品世界も好きなんじゃないかしらんと思い、興味を
持ったのでした。

ただ、絵の線が非常に繊細で、自分の好みに照らし合わせると
ちょっと繊細すぎるんじゃないかと不安だったのですが、このストーリー、
この独特の世界観にはやっぱりこの超繊細な絵がピッタリはまるのですね。
丸ペンで描いているのかなー・・・
いやはや、いやはや。

本書には「The widow of fishman can't stop knitting」と
「ダゲレオタイピスト」の2編が収録されています。
「The widow of~」は漁師の夫を海で亡くした寡婦の物語、
「ダゲレオ~」は湖で溺れ死んだ少年の肖像写真を頼まれた銀板写真師の
物語で、”少年愛の美学”的な香りがありますので好みが分かれるかも
しれませんが、『トーマの心臓』(萩尾望都)辺りでしみじみ感慨深くなった
向きには是非オススメしたく思います。

ぜひぜひ~。

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