漂遊する脳髄

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睦月つれづれ

パソコンの前に座っていると、大層冷えて指先がかじかむ。

新年的な華やかな事を書きたいのだが、お正月の記憶が無いのです。


・・・いや、それは正しくないな。
書き留めるほどの事をしたという記憶が無い。
お雑煮を食べ、地元の神社に初詣に行き、おみくじは去年と同じ「小吉」で、
あとは預かっていたミシュカさんと、寒いのでまるっと家で丸まっていた。

1〜4日の間、ブックオフでは20%引きをしていたので2回ほど出掛け、
三が日は忙しくしなくてよいそうなのでコタツで本を読んでいた。

そういえばブックオフで内田百閒の『第三阿房列車』を購入しました。

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私は百閒先生の短編小説も随筆もとても好きで、ある時期まで本屋で次々と
買って集めていました。
それが途切れてしまったのはつまり懐具合の関係で、しかし中古本ではなかなか
出回らない(今はAmazon様々で楽に探せるでしょうが)ため、久々の百閒先生なのです。

ずいぶん頭の動きが鈍ってしまって久しいので、先生の漢字だらけの文章を
同じように楽しめるか不安でしたが、それは無用の心配。
百閒先生はやはり抜群に面白いのでした。

阿房列車シリーズは、電車好きな百閒先生が道連れのヒマラヤ山系氏と共に
東へ西へ電車(列車・汽車)で出掛けていく旅行記です。
しかし、行った先での観光についてはほとんど書かれていない。
”どこそこに行ってこれこれを見る”というのが旅の目的ではなく、電車に乗って
目的地まで行くこと自体がメインイベントだからです。

私自身、新幹線などに乗って長距離を”移動する”こと自体が好きな面があるので、
余計このシリーズが面白いのかもしれません。
(まぁ先生と違って乗り物全般に弱い私は、すぐに座席で眠りこけてしまうの
ですが・・・;)
それにしても阿房列車旅行のなんと自由自在なこと!

また百閒先生の随筆は、良いお酒はクイクイ飲める、というのに似ているかも
しれない。
次から次へと進めても飲み(読み)疲れず、悪酔いもせずに心地よい楽しい気持
だけが残る。
そして本の中で先生が一献を始めるとこちらも呑みたくなる。

とはいえ、私は日本酒なぞを格好良く嗜む能力に欠け、ひたすらビールを
がぶがぶ飲んでいるだけでありますが。



もう1冊、こちらは小さな古本屋で購入した漫画。

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『グリムのような物語 トゥルーデおばさん』/ 諸星大二郎

題名通り、グリム童話を下敷きにしながらも作者によってイメージが
大きく膨らまされ、元ネタとはまた違う魅力的な作品群になっています。
不思議でちょっと不安な空気を纏った作品を得意とする作者の本領発揮という
感じでしょうか。

個人的には「Gの日記」のシュルレアリスム的な世界と
「ラプンツェル」の恐さが好きかなー。

ついでにグリム童話も読み直してみたくなりました。
(というか、読んでない話も沢山あると思う・・・^_^;
ちなみに「トゥルーデおばさん」は確か短い話で、読んだこともあると
思うのだけど、忘れた;)


最後に、最近見て面白かったショートフィルム(?)。



ジェンダー関係に限らず、この世からひとつでも差別が消えるといいですね。

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2015・元旦

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